谷在家公園
アップデート:2025/02/16
広大なるグラウンドが視界いっぱいに広がる、まことに開放的な公園である。己の存在の小ささを感じながら、大の字に寝転がるもよし、気まぐれに走り出してみるもよし。
中央にそびえる時計台が、この場所に不思議な威厳をもたらしている。時を刻むその姿は、公園の主のようでもあり、あるいは訪れる者たちを静かに見守る哲人のようでもある。
さらに目を引くのは、風格ある段差の造形。これを階段と侮るなかれ。駆け上がるか、のんびり腰掛けるか、それは訪れる者の自由である。そして、その先には遊具エリアが待っている。滑り台を滑り、ブランコを漕ぎ、気の向くままに楽しむがよい。
谷在家公園とは、広さと風格を兼ね備えた、心のままに過ごせる公園なのである。