八名川公園
アップデート:2024/12/14
かつて「六間掘」と呼ばれ、舟の往来が行き交う水路だったこの場所に、今や色とりどりの遊具が息づいている。主役は、まるで迷路のようにうねりながら地面と空を繋ぐカラフルな複合遊具。その曲線は、昔の水路の面影を遊び心に変えたようだ。
砂場に城を築き、ブランコで風を切り、遊び疲れたら立派なパーゴラの下でひと休み。ひらひらと木漏れ日が踊る中、ふと目を閉じれば、かつて水が流れた音が聞こえてくる気がする。八名川公園は、遊びと歴史が交差する、静かに胸がときめく場所だ。
六間掘は、深川村開拓当初、小名木川と堅川を結ぶ水路として開けたようです。名称は川幅が六間(約10.8m)あったことからつけられたもので、地元にとって重要な河川でした。(公園案内版)