西大久保児童遊園
アップデート:2024/09/23
動物と公園、その距離は常に近い。
パンダ、コアラ、象、そしてキリン。
その首の長さ、
遊具として生かすのは定番だが、
西大久保児童遊園のキリンは違う。
首から垂れたその姿、
まるで滑り台としての
新たな命を与えられたかのように、
キリンの高さを最大限に生かし、
ダイナミックに子どもたちを包み込む。
もともと2メートルの姿だったキリンは、
40年の時を経て、
今や倍以上の高さに成長。
成長をやめないこのキリンは、
西大久保児童遊園そのもの。
時間とともに進化し続けるこの場所は、
子どもたちの夢と遊びの象徴として、
未来へ向けてその姿を変え続ける。
西大久保児童遊園では、公園全体を見守るようにそびえ立つ大きなキリンの遊具が印象的。かなりの迫力があり、子どもたちにとってはまるで冒険の舞台です。そのキリンを見上げながら一息つけるベンチも設置されており、親子でゆっくり過ごすのにも最適な場所。スペースを最大限に活かしたこの公園では、遊びのひとときをより特別なものにしてくれるでしょう。自然の中でのびのびと楽しむ姿が想像できる公園です。
西大久保児童遊園は、明治通りの近くにあり、住宅に囲まれた小公園です。この公園には、小さなキリンの遊具があり、地域の方々から「キリン公園」と呼ばれていました。公園施設の老朽化にともない、平成20年度に「みんなで考える身近な公園整備」を行った際には、地域の意見を反映し、大きなキリンの遊具を設置しました。キリンの遊具は、本園のシンボルとして多くの方々から親しまれています。(新宿区HP)
「キリンの謎」
この大きなキリン遊具は、なぜここにあるのでしょうか?
1970年、この公園に小さなキリンのジャングルジムがつくられ、子ども達に大変人気がありました。
39年後、公園をつくり直すときに、昔このキリンで遊んだ方から「大人になったキリンをつくろう!」というアイデアが出されました。
それで生まれたのが、このキリン遊具です。背の高さも2mから5mに大きくなりました。
昔のキリンで遊んだ大人の方も、子ども達といっしょに楽しく遊んでください。
2009年3月 キリン公園サポーターズ 新宿区
(公園の案内版から)