日本堤公園
アップデート:2024/10/11
日本堤公園は、その名の通り「日本堤」という歴史的な地にあり、大正時代から多くの人々を楽しませてきた公園です。
カラフルな複合遊具やブランコ、スイング遊具が揃い、子どもたちに大人気。砂場はしっかりと屋根とフェンスで囲まれているので、安心して遊ぶことができます。長い歴史を感じさせる一方で、今も変わらず地域の憩いの場として愛される公園です。
日本堤は新吉原への道のひとつとして、浮世絵や歌舞伎の題材にも取り上げられ、江戸の名所として賑わいを見せた。日本堤が築かれたのは、新吉原ができる37年前の元和6年(1620)とされ、その理由は、低湿地帯である浅草・下谷の隅田川出水による氾濫の被害から防ぐためであった。江戸幕府が全国の諸大名に命令して築堤したことから「日本堤」と呼ばれるようになったといわれるが、由来は諸説ある。 浮世絵をみると、吉原に向かう遊客相手の茶屋などが日本堤沿いに立ち並んでいる様子や、遊郭の中にいるネコが酉の市帰りの客を見下ろしている場面、田圃の中で狸に化かされた人たちのユーモラスな様子が描かれている。(公園案内版から)
東浅草小学校に隣接している。見通しの良い広場がある。(台東区HP)