花川戸公園
アップデート:2024/01/21
歴史と冒険が織り交ぜられた空中回廊の楽園
花川戸公園は、遊び心と歴史の息づく素敵な場所です。公園内に広がる空中回廊はまるで冒険の扉が開かれたかのよう。この遊具を駆け巡ると、歴史的な趣が感じられる様々な要素が見受けられます。
歩くたびに歴史と冒険のストーリーが広がり、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる空間となっています。空中回廊からの眺めは一層、公園全体の美しさを引き立て、訪れる人々に感動的なひとときを提供します。
この花川戸公園は、昭和25年に台東区の公園として開設され長く親しまれてきた。 昭和62年度、花川戸公園は園内の歴史的事物を大切に護りながら、未来の人々にも愛されつづけられる公園になるよう整備された。 公園東側の池は、此の地に伝わる一の塚伝説の舞台である姥ヶ池を、公園の修景に配慮して表したものである。 また、広場に設置された模様や絵タイルは、台東区の代表的な自然地と、それに深く関わりながら人々によって育み見守られて来た文化的な事物を表している。(公園案内版)
姥ヶ池は、昔、隅田川に通じていた大池で、明治二十四年に埋め立てられた。浅草寺の子院妙音院所蔵の石枕にまつわる伝説に次のようなものがある。 昔、浅茅ヶ原の一軒家で、娘が連れ込む旅人の頭を石枕で叩き殺す老婆がおり、ある夜、娘が旅人の身代わりになって、天井からつるした大石の下敷きになって死ぬ。それを悲しんで悪行を悔やみ、老婆は池に身を投げて果てたので、里人はこれを姥ヶ池と呼んだ。(公園案内版)