矢崎町防災公園
アップデート:2025/03/13
南武線沿いに広がるこの公園は、ただの公園ではない。その名のとおり、防災の知恵と工夫が結集した要塞のごとき場所である。ハイブリッド照明灯が夜を照らし、足元灯が道を示す。耐震性貯水槽は水を蓄え、手押しポンプは頼れる相棒。かまどベンチは平時は憩いの場でありながら、いざというときには炊き出しの拠点へと変貌を遂げる。
防災倉庫には未知の可能性が詰まり、防災行政無線は静寂を破るかもしれない。そして災害用仮設トイレが設置されていることが、この公園の覚悟を物語っている。広々とした空間で風を感じながら、「もしも」を考えつつ、「今」を楽しむ。ここは、未来に備える者たちの公園である。